パートナーの部屋を描くゲーム
インフォメーション・ギャップ を行います。学習者に紙を配布し、ペアーでパートナーの部屋の絵を描くゲームです。パート ナーが「There is a book shelf on the right side of my room.」などと言い、パートナーの部屋を描い ていきます。一通り情報の伝達が終わったら、お互いに絵を見せ合い、実際の自分の部屋に近い かどうかチェックします。これにより、やや機械的なインフォメーション・ギャップの活動ではあるもの の、お互いの相互理解を目的とした活動になります。
ことばは社会をつくるために存在し、社会は お互いの理解の進み具合で築かれるものです。英語を使用したゲームを考える際、特に使用した い文法項目がある場合は、このような相互理解が行えるかどうかを軸に考えると良いでしょう。いき なり、「話したいことを話してごらん」と学習者に投げかけても、学習者は困惑するだけです、教育 と放任は異なるということをここで指摘する必要があるでしょう。