デートに誘うゲーム
未来表現の be going to は決定された未来を表現します。一方、will は即時的な意思を表現します。 この使い分けも未来表現を学習する際に重要なポイントです。今回は「デートに誘う」というゲーム を紹介します。
このゲームは同性同士の学習者のペアー行うと良いでしょう。異性同士では心理 的なストレスになってしまいます。学習者AがパートナーBに明日の予定を尋ねます。学習者B には、じらすように指示しておきます。「明日~する予定です。一緒にどうですか? (I'm going to ... How about you?) と聞き、相手は気乗りするまでNO.と言います。誘う側が、良い提案をするまで、誘 われる側は断ります。上手くデートに誘えればコミュニケーションの完了です。しかし、最終的にはどんな対話の展開になろうとも2人でデートの決定に集約させていくように促しておきます。
こうして、学習者は将来、相手を気遣いながら、デートなどの交渉を行う力を養えます。事前に生徒指導などで恋人と別れた生徒がいる場合は注意が必要です。友人とどこかに行く予定を立てるだけでもいいでしょう。私見ですが、教室内で何かトラブルが起きる時は悪ふざけが始まりだと思われます。生徒に対してこれでもかという気遣いを持って、そう、教師は他者への眼差しを持ちながら指導にあたりたいものです。