1. 序論
2024年に東京大学における授業料値上げの問題が焦点化された。学内でデモ活動を行っていた者が警察に逮捕されるなど、この問題は深刻に世間に受け止められた。これまで東京大学という日本の最高学府はどのような「意味」を持ち、そしてたどってきたのか、その変遷を歴史社会学的に考察したい。
2. 方法
ルーマンの『社会構造とゼマンティク』における意味の歴史社会学にみられる分析方法により、東京大学がどのような意味を持ってきたかを試論的に考察する。
ここで用いるコミュニケーションの素材は日本における漫画本である。以下の作品を取り上げる。これらは東京大学を目標に受験勉強を行う学生たちが中心に描かれており、東京大学をゼマンティクの1つとして考えることのできる題材である。
・ラブひな
これらの題材を社会構造と照合させて、その意味の変遷を探るのが本小論の方法論である。
3. 結果と考察
(現在執筆中)
4. 結論(要更新)
2020年代以降の東京大学の持ちうる意味について考える。東京大学が無料で公開しているオンライン講座(MOOCsなど)はどのような可能性を持ちうるか。
そもそも論として若者の文化史を紐解く必要があるかもしれない。
参考文献(要更新)
最高学府!!東京大学を目指すオススメ漫画5選!- マンガペディア (mangapedia.com)
(2024年8月19日に閲覧)