トリィ・ヘイデンさんのノンフィクション小説を読み終わりました。日本語訳では『よその子』として知られ、私はこちらを2016年に読了していたので、理解が広がりました。本書を英語で読み、感じたことは・・
・教育制度と教育現場の乖離
・それらを埋め合わせるために理論が存在する
・どの方向性も目的は子どもたちに向いていなくてはいけない
といったことでしょうか。
また、本書を教育学部の大学生のための教科書として使用する方法を思い浮かべました。以下のステップを踏みます。
・予習で各自本文を読んでくる(英語学科でなければ日本語訳を活用)。
・ChatGPTに入力し、要約をつくる。
・チェックテスト:要約を見ながら、教師の質問に対して答えを探す。
・内容理解:本文を教師に誘導してもらい読んでいき、
「自分だったらこの場面でこう語る」
「自分だったらこの問題をこう解決する」
あるいは
「自分だったらこれについては対応できないかもしれない」
というように、当事者意識で本文を精読する。自分の現在の力を率直に理解し、他者と語る。
・復習で上記の自身の考えを含んだ、自分だけの物語をつくる(ChatGPTに頼るのも可能)。
こういう風味に仕上げました。
教育に関心を持つ一市民として、これからもこのような優れた小説から「現実」を知る努力は続けたいと思います。