メイソン・カリー(2014)『天才たちの日課』フィルムアート社
しばらく私用で身動きが取れませんでしたが、ようやく時間が少しずつ取れそうになったので、読書を再開しました。ずっと積ん読だった本書をやっと読み終えました。この本は世界中の天才、異才と呼ばれる人たちの日課、ルーティンを集めた記録です。
クリエイティブな仕事で成果を残した人が多かったのですが、驚くほど「午前中にアウトプットして、午後はインプット」というタイプの人が多かったのが印象的でした。
目覚めてから数時間は頭の回転が速くなるのかもしれませんが、天才たちに共通していたのは卓越した集中力です。数時間でも毎日コツコツと仕事を続けた結果、名作を産み出した天才には驚かされました。
私も毎日の大体の日課を決めようと思いました。6月から午前中の2時間は障がい者の方々のために在宅でする仕事が始まる予定です。午前の残りは少しでも毎日、文章を書きたいと思います。日課が定まってきたら、また記事にするつもりです。
私には散歩などの習慣がなく、インスピレーションはイメージでベッドの上で起きているときか、あるいは夢の中でもらうことがほとんどです。この性質が良作を産むことになるのかの検証も踏まえて、「実験的」に日々を送りたいと感じています。