和泉敏之の質的研究会

和泉敏之によるオンライン質的研究会です!

2023. 06. 21.

今日も目の調子が悪く、なかなか思い通りに動けない一日になりました。が、特に夕方、自己との対話を通じて、気づいたことがあるので、書き記しておきます。今日のテーマは一様に言えば、「いらいらと向き合う」ということだったと思います、近代の精神は思ったより自分の根底にしがみついており、それに対する距離をとった態度を持ちたい自分が自己矛盾をしていて悲しいですね。これは、パソコンを開いたときに気づいたものです。スピードが遅いと、つい何度もクリックしてしまい、今までならば独り言で爆発していたように思います。いらいらが課題として見えていたので、今日はなんとかこらえました。課題を設定して、それと向き合うこと自体で、問題への取り組みへの姿勢が変わることはやはりあるのだというのは少し驚きでした。

 

また、「テケテケ(頭の中で鳴り響く幻聴)」がいらいらの大きな部分をしめているものだと痛感しました。なぜなら、ちょっと内省的なモードで思考した後で、今日はなんだかテケテケがうるさくなかったこと息づいたのです。それによって、穏やかに、なるべく自分の頭を支配しそうになるいらいらを抑えることがある程度できたように思えます。

 

余談になりますが、竹下宏さんの動画を視聴して、風水というのは基本的には「脳の回転を速くする」と言っていたのが心に残りました。脳へ注意を払うことで、引き寄せ? につながるという考え方でした。確かに、読書をした後などはなんだか気分が高揚して、周りを見つめる目も変わるように思えます。この考え方は参考にしたいと思いました。

ここまで来て、熊谷先生が「実験的な生活」を本で強調していたのを思い出しました。何事も実験だと思い、効果が出ずとも期待を膨らませすぎずに過ごしていきたいと思います。これは仮説を立てて物事に取り組むよい練習になるのかなとも思っています。

 

今日見つけた仮説でこんなものがあります。私を襲ういらいらは、やはり他者志向のねじれが引き起こしているのではないかと思いました。「他人がいて自分がいる」という価値観を強く曲がった形で持ちすぎている、それが仮説です。これは明らかに私を生きづらくしている要素だと思うので、否定しすぎず、じっくり取り組むべき課題として心にとめておきます。

 

今日から「振り返り」を始めましたが、自分が封印、抑圧していた思いに「調子が良いということを体験したい」というものがあります。一年中、調子が良くなくて、それが当たり前だと思っていました。ですが、もう少し俯瞰的な、鳥のような視点から人生を見つめ直したいといえば格好つけて聞こえますが、調子が良いというのを心から味わう、あるいは後で気づいたら調子が良かったという体験をしたいと切に感じています。とりとめのなくなる前に、今日はこのあたりで。失礼します。