和泉敏之の質的研究会

和泉敏之によるオンライン質的研究会です!

2023. 07. 10.

半年ぶりくらいにビールを1缶飲みました。普段お酒を飲む習慣はありませんし、独り晩酌など大学時も含めて基本的にはやりません。ただ、ビールの味は普段着の私を少しだけ、「いつもと違う衣装」を着せた私にさせ、酒に弱い私はほろ酔い気分を楽しみます。冬の寒い時期には、一度日本酒を堪能したいと思うに至りました。

 

さて、昨日は「爆発」をしてしまいました。07/19にアトピー性の白内障手術をすることになっているのですが、それをある人が軽んじていると傷ついたのが原因です。その人は私がWebで色々と情報を探しすぎなところも批判してきました。自分の内面や人格を批判された気がしたのか、その場で誰を相手にしているのかわからないくらい、捲し立ててしまいました。それにより気づいたのは「私は誰と話しているのだろう」という疑問でした。もしかすると、私は相手自身ではなく「自分から抜け出た聞き手」と話してきたのかもしれません。自己中とはあまり聞き捨てならないラベルだと思いますが、自分を否定するような恐れをどんな他人にも持つ私は、無意識に鎧を身に付けていたのかもしれません。それは私の「誰かを手本にする」癖にもつながります。誰か尊敬できる対象を複数、その要素を取り出して、それを自分にまぶせ、その人と「一緒にいる」気分になる癖なのですが、これこそが自分を縛りつける鎧だと感じました。その証拠に、少しでも「手本はこんなことしないのでは?」と自分のなかで「矛盾」をすると、すぐに現実逃避(妄想)してしまいます。現実逃避は「妄想コント」の形で現れます。ひとり横になって、「脳内コント」をするのですが、その大部分が「自分の自虐ネタ」です。昔の失敗をネタにして、「妄想神様」と呼んでいる妄想のヌシにツッコミをもらいます。これは鎧を脱ぎ捨てた場合、身軽になるはずが、軽装の自分を守る、あるいは笑ってごまかす、そんな心理でなってしまう状態だと感じています。

 

鎧を脱いで身軽になるにはどうすればよいか? またまた研究課題が見つかりました。ともかく、まずは白内障の手術を医師にゆだね、それが過ぎてから本格的に「自分の研究」を再開します。『noel eve』や『CC SEA』を材料にした「音楽による当事者研究」についても書いて、2020年~2023年までの振り返りをする「小さな夢」も見ています。ほろ酔いが少し残る夜にこんなことを考えました。ごめんちゃい。