2023-01-01から1年間の記事一覧
絵画には写実/具象/抽象があります。 左から右にいくほど、具体性は薄れ、抽象的になっていきます。 見た目は落書きのようにしか見えない抽象画も、作品として成り立つということです。 一方、ユニバーサルデザイン(UD)の考え方では、ありとあらゆる物質が…
「声」というものを科学的に知りたくなり、本書を読了しました。英語の発音をしたり、歌を歌ったりする体験が多く、もっと「声」について説得力のある形で知りたいと思ったからです。 声はその人を表現する、と本書は語ります。なぜなら、声とは脳で起こり、…
英語教育における質的研究と量的研究の融合にはずっと興味をもってきましたので、本論文を拝読しました。2010年以降の「社会的ターン」あるいは「質的ターン」より以前の論文ですので、バイアスはさらに低いと考えられます。 本論文では、「仮説検証」と「仮…
ようやく自分の相棒とも言うべき「理論」にめぐりあえました。「理論」といっても学術的な理論ではなく、「研究をする際に覚えているべきこと」のような意味合いです。自分の病気が始まった2009年から注目している当事者研究は、私の心を揺さぶり続けていま…
今日のテキストとして用いたのは1976年刊行の『デカルト派言語学』です。デカルトと言えば、近代の父ともいえる存在で、心身二元論などが有名です。チョムスキーがその流れにあることを知った(無知の)私はそれだけで驚きでしたが、この<心/精神>の二分…
大学受験の強い味方である「チャート式シリーズ」による「日本史」を読みました。ただ、この書物はいとこに譲り受けたもので、昭和52年の発刊となっています。私は高校のときに地理Bと世界史Aを履修し、今更ながら日本史の全体像を復習しています。現代のイ…